プレーヤーズファーストの精神で | |
山 形 県 卓 球 協 会 会長 奥 山 淳 一 |
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4月より会長の大役を仰せつかりました。卓球をこよなく愛し、卓球を通してたくさんの方々と関わる中で、多くのことを学ばせていただきました。その恩返しのためにも、山形卓球の普及・強化に微力ながら力を注いでまいります。8地区協会のご協力をいただきながら、各種関係団体と連携を密にし、安心立命の心で頑張りますので、格別のご理解とご支援をお願いいたします。 振り返ってみますと、県卓球協会には、学生時代からたいへんお世話になりました。特に、山形大3年時に、東北学生選手権をはじめて山形で開催できたことが心に残ります。それまでは、仙台での開催が常だったので、大会成功に向け、当時理事長だった設楽重行氏の元に何回か足を運び、準備を進め激励を受けたことが、鮮明に蘇ります。男子ダブルスで鈴木孝行(現 米沢理事長)・安達 巌(現 板垣:ラージボール理事長)組が見事優勝、男子団体で第3位入賞と、好評のうちに無事やり遂げることができました。県協会の皆様からは、お褒めや労いの言葉を沢山いただきました。 大学卒業後、教員になってからは、多くの子どもたちと共に白球を追いながら、心地よい汗を流すことができました。努力はいつか必ず結果につながることを目の当たりにしてきました。昭和56年度全日本選手権に,ホープスの部が新設されてから,3年以下のミニホープス(ホープスミニ),4年以下のカブ,2年以下のバンビと追加され、現在に至っています。出場枠を広げるために、山形県ファミリーとして登録を推進した結果,平成の初めには,小学生の登録数が断トツの日本一となり、出場数も各カテゴリー16人にまで増えました。その間、平成4年のべにばな国体後には、小学校委員会が組織され、合宿も継続して年2回開催でき、普及・強化活動がさらに充実しました。委員長として、第2回目を各地区持ち回りでの開催に向け調整し、実現することができました。選手はもちろん指導者同士の交流が深まり、熱心な指導者や保護者の皆様と熱い卓球論をかわしたことが昨日のことのように懐かしく蘇ります。 平成22年度に組織が改編され,普及部が専門部会に新設されました。普及部長として、強化部等と連携し、さらに普及・強化に力を注いできました。普及担当の副会長としては、小・中・高の登録数第1位チームを称え、副賞を添えて表彰することができました。今年度は、グッドマナー・フェアプレーの精神で戦った選手の中から、ホープス・カブ・バンビ毎に、おいしい苺と共にフェアプレー賞を贈りました。このように選手たちの頑張りを称え、より充実した活動ができるよう、プレーヤーズファーストの環境づくりに邁進し、引き続き普及と強化を一体化した運営に努めてまいります |